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甲状腺
甲状腺の病気は症状が強くならないと気付きにくく、専門的に診れる医師も全国的に不足がちです。
そのため、軽症のうちは不定愁訴や精神的な問題と誤認される場合もあります。
当院の医師は北里大学病院で専門診療にあたってきた経験豊富な医師です。
「あてはまる症状 」や「健診での異常指摘 」があればぜひ当院にご相談ください。
◇ こんな症状はありませんか?
- 首の前の所が出てきた(甲状腺が大きくなってきてる)
- 食事に思い当たることはないが体重が減った・ふえた
- なんとなく疲れがとれない、疲れやすい
- むくみが出る
- 時々動悸がする、脈が速くなる
- 発汗が多くなった
- 手が震える
- 髪の毛が抜ける
- 下痢・便秘気味になった
- 眼が出てきた気がする
- 物忘れが多くなってきた
- やる気が起きない
◇ 健診で甲状腺の腫大を指摘された方へ
甲状腺腫大の疑いがある場合にはまず下記の可能性を考えます。
① 単純な甲状腺や周辺組織の肥厚
② 橋本病やバセドウ病など甲状腺ホルモンの病気での腫大
③ 甲状腺内の腫瘍性病変での腫大
これらの有無を判断するために下記検査を行います。
・問診と甲状腺の触診
・甲状腺ホルモン検査
・甲状腺超音波検査
・状況に応じて橋本病やバセドウ病の抗体検査
*状況によりますが2回の受診が必要になることが多いです。
*甲状腺の病気は以外と少なくなくないので是非一度専門機関での検査をお勧めします。
◇ 甲状腺疾患をお持ちの方へ
内分泌代謝科専門医の院長をはじめ北里大学病院で専門診療にあたっていた医師が診察しております。健診の異常、バセドウ病・橋本病などの初期~慢性期、手術後や放射線療法後の方まで幅広く対応しております。また、必要時には院内検査で迅速に甲状腺ホルモンを測定して当日診療に反映できるクリニックとしては少ない体制も整えておりますので、当日結果がわからないことに不安がある方も是非当院をご利用下さい。甲状腺だけを当院で診療させて頂くことも可能です。悪性腫瘍の治療は行っておらず疑われる場合は大学病院などに紹介させて頂きます。
<診察・検査について>
- 急性期は1~2週に1回の受診と検査が必要になることが多いです。
- 病状が安定している場合は受診間隔を長くするなどの調整もさせて頂きます。
- 体重・血圧・脈拍数を受診ごとに測定させて頂きます。
- 超音波検査・心電図検査などを必要に応じてご提案します。
*検査や通院間隔は当院の推奨であり、患者さまの状態やご希望により柔軟に対応いたします。